【青年海外派遣研修】~R6年度振り返り~
掲載日:2025.06.26

令和6年度に実施した事業を一挙ご紹介! 今回は「青年海外派遣研修」です。
令和6年8月5日(月)~10日(土)の日程で訪問しました。
滞在中に訪問した、半導体製造会社TSMC社の博物館や新竹サイエンスパーク科学園区探索館などでは、半導体製品の体験や構造についての学習をしたり、パソコンメーカーAcer社の本社では、会社説明をしていただいた後、事前に準備した千歳市に関するプレゼンテーションを行いました。
また、滞在期間の終盤には、少人数のチームに分かれて自主研修を行いました。各チームには現地の大学生が付き、彼女らのサポートのもと、事前に行き先や交通手段を調べて組み立てた訪問計画を実施しました。
高校生6名、大学生4名の参加者は事業を通して、学年の違いを感じさせないチームワークを築けたこともあり、互いに協力しながらも参加者自身の自主性を活かして、台湾の半導体産業や経済状況、歴史、国民性などのほか、さまざまな文化を学ぶことができました。
※本事業は隔年で実施しており、次代を担う本市高校生・大学生を海外へ派遣し、「企業訪問」や「ホームステイ」などを通して現地の人々と交流を深めるとともに国際的感覚を養います。また、双方に強い絆が生まれるとともに、学生が派遣国の人々に千歳市のことを広く伝え、関心を持ってもらうことで、将来的に派遣国の人々が千歳市を訪問する契機とすることを目的としています。
令和6年度事業として訪問した台湾は、半導体の世界シェアを牽引しており、千歳市へのRapidus社の進出により半導体研究に向けた動きが道内においても加速していることから、今後の千歳市の将来の姿を考える機会にしてもらうべく決定しました。

日本台湾交流協会の台北事務所を訪問

TSMC社の博物館見学

Acer社にてプレゼンテーション