side banner
トピックス

R8年度 アンカレジ留学レポート・谷部琉星さん①『第4期派遣留学生に選ばれました!』

掲載日:2025.12.01

R8年度 アンカレジ留学レポート・谷部琉星さん①『第4期派遣留学生に選ばれました!』

千歳市と姉妹都市のアンカレジ市(米国アラスカ州)は、令和5年度より、「ダイモンド高校長期交換留学プログラム (The DAICHI Project)」を実施しています。その第4期生として、令和8年8月にアンカレジへ出発する予定の千歳高校国際流通科1年生谷部瑠星さんから、今の心境についてレポートが届きました。


 私は今回、アラスカ州アンカレッジ市にあるダイモンド高校へ約10ヶ月間の留学に行くことになりました。留学を決意した大きなきっかけは、中学1年生の頃に参加した姉妹都市交流(※)で、1週間アラスカにホームステイした経験です。初めて異文化の家庭で生活し、現地の学校に通い、同年代の仲間たちと触れ合う中で、言葉や文化の違い以上に、その中にある価値観や考え方の多様さに心を動かされました。また、日本だけでなく海外にも友達ができたことで、自分の世界が一気に広がり、物事をさまざまな角度から見る楽しさを知りました。このとき感じた「もっと世界を知りたい」という気持ちが、長期留学を目指す原点となりました。

今回の留学で私が実現したいことは大きく四つあります。第一に、英語力を大幅に伸ばすことです。授業を理解し、自分の意見をしっかり伝えられるレベルまで成長し、将来の選択肢を広げたいと考えています。第二に、現地の人たちと積極的に会話し、多くの交流を深めることです。日常生活や学校行事、クラブ活動など、あらゆる場面で積極的に関わり、多くの価値観に触れたいです。第三に、将来の職業につながる経験を得ることです。異文化の中で行動する力や英語でのコミュニケーション能力は、どんな進路に進んでも大きな強みになると信じています。第四に、日本という枠を超え、幅広い視野を獲得することです。アラスカでの生活を通して、多様な背景を持つ人たちと関わり、柔軟な考え方を身につけたいと思っています。

この10ヶ月間を、自分の可能性を広げる大切な時間にしたいです。留学を終えたときに「本当に行ってよかった」と胸を張って言えるよう、挑戦を恐れず、一日一日を大切にしながら成長していきたいです。

 

※千歳市とアンカレジ市が行なっている小中高校生の交流事業。高校生は毎年千歳市からアンカレジ市へ、小中学生は1年度ごとに訪問と受入を交互に行う形で、約1週間滞在して現地の学校生活を体験します。

インスタグラム